自然共生農法
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久山町



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久山町久 原の有機栽培試験ほ場「1の畑」で好気性微生物農法と自然共生農法(土壌中の微生物と植物の共生関係を活用した無化学肥料/無堆 肥/無農薬農法)による野菜 の栽培、「コメ」のほ場では無農薬・無化学肥料の試験栽培を行なっています。(※「2の畑」と「3の畑」は管理していません。)

主な目的は、1)従来の窒素過多(過供給)農法と好気性微生物活用農法による作物の生長の比較試験、2)
従来農法(窒素過多農業)による河川や地下水などの環境汚染防止、3)作物の 残留農薬による健康への不安解消、4)消毒作業などによる耕作者の健康不安などの解消、5)安心・安全な農産物の生産による久山の特産品づくり、6)「経 営 が成り立つ農業」の可能性の検証などです。

試験ほ場では、従来の窒素過多農業を見直し、「化学肥料」「堆肥」「農薬」を使わない、土(土壌微生 物)・植物・人との共生関係による、安心・安全で 「食 べて健康になる」作物の栽培に挑戦しています。


コメ〈好気性微生物農法〉

台風のあと

実った稲穂
福岡地方に上陸した台風15号が通過したあとの田んぼです。一部に倒穂があったものの、大きな被害はありませんでした。(撮影:8月27日)
 

稲穂もたくさんの実を付けてくれています。収穫も間近です。刈り取ったあとは、田んぼで天日乾燥させる予定です。どんな米ができてくれているのか、楽しみです

稲刈り

稲の天日乾燥
9月12日に昔ながらの「バインダー」を使って稲刈りを行ないました。すべてが機械化された米づくりですが、天日干しにこだわっての稲刈りです。

刈り取った稲を竿に「はさがけ」で干していきます。無農薬、無化学肥料で天日干しの米ができる予定ですが、無事に最後まで完成させることができるか?楽しみです。

稲干し1

稲干し2
稲の「はさがけ乾燥」から1週間後の状況です。
手間のかかる「はさがけ乾燥」ですが、機械乾燥に比べて、
1.ゆっくり乾燥するので割れ粒発生や味の低下が少ない、

2.穂の形が残ったままで乾燥するので後熟が進む、
3.省エネルギー乾燥である、
ということで、最近見直されている面もあります。


野菜

〈1の畑:好気性微生物農 ※1の畑では2種類の栽培方法を試しています。
畑の状況1

畑の状況2
今年は好天の日が少なく、畑の水はけも良くない状態での栽培試験です。また、畑作業の時間も十分にとれず、収穫は思うように行きませんでした。

1年目は土づくりと割り切っていますので、これから良くなって行くことを信じて頑張りたいと思います。ここで採れたオクラ、ナス、ピーマン、クウシンサイ、トウモロコシはおいしかったです。


〈1の畑:自然共生農法
耕起1

耕起2
今回の実験で木質チップのマルチングに効果があることがはっきりしましたので、次の植え付けを前に耕起しました。
ここは水はけが問題なので、水切り用の溝を3本切りました。木質チップの確保とマルチング、苗の植え付けがこれからの作業です。


窒素過多農業の現状
作物を早く、大きく、立派に育ててくれる「窒素」は、肥料の3要 素の一 つであり、農業経営の計画栽培に不可欠なものである。と、考えられています。

窒素は、土壌中で硝酸態窒素として植物に吸収され、植物の生長を促進しますが、同時に、植物は吸収できるだけの硝酸態窒素を吸収して葉にためてしまう傾向 があり、硝酸対窒素による苦みやうま味不足、日持ちが悪い、虫がつきやすいなどの問題が指摘されています。

作物中の硝酸態窒素が増えると虫がつきやすく、病気になりやすいことから、農薬を使って防除せざるを得なくなるという悪循環も発生しています。

また、長年に渡り土壌から流亡した硝酸態窒素による河川や地下水、簡易水道水の自然環境汚染が大きな問題となっています。(環 境省/水・大気環境局 土壌環境課 地下水・地盤環境室 発行:硝酸態窒素地下水汚染対策の啓発について/資料10より)


〈3の畑:多用途栽培ほ場/従来の施肥農法栽培地〉=現在、休耕中。



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脱・窒素過多農業への挑 戦
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化学肥料・堆肥・農薬不使用/土壌中の微生物が植物を育てる

植物は、化学肥料や堆肥などの「肥料」で育てるのではなく、
土壌中の有用微生物(共生菌)が育てるという仕組みを応用した
土壌(微生物)・植物・人との共生農法です。

自然共生農法のイメージイラスト

窒素過多農業の特徴(腐敗型)


1)作物の「計画生産」がしやすい
2)作物の硝酸態窒素の吸収量が増える
3)過剰に硝酸態窒素を含んだ野菜は、おいしくない(糖度が上がりにくい)
4)作物の栄養価が低い可能性が高い
5)作物に虫がつきやすく、農薬の使用量が増える(耕作者の健康問題)
6)作物が病気になりやすく、農薬の使用量が増える(耕作者の健康問題)
7)収穫した作物の日持ちが悪い
8)連作ができない
9)土が堅くなり、水はけが悪くなる
10)硝酸態窒素による河川や地下水の汚染問題(環境問題)

自然共生農法の特長(醗酵型)


1)化学肥料/堆肥/農薬は使用しない
2)農薬などによる消毒作業が不要なので、農作業者の健康を害さない
3)作物に残留農薬や硝酸塩・ダイオキシンの不安がない
4)病害虫に強い、元気で健康な野菜ができる(※1)
5)野菜の日持ちが良くなる
6)野菜が化学肥料成分を吸収しないために「うま味」成分がでて、食味が良くなる
7)土壌改良が促進され、連作が可能(土壌改良のためには、むしろ続けて作った方が良い)
8)水やりや除草などの管理作業が軽減され、耕作者の負担が少ない
9)土壌の水はけが良くなる
10)地下水汚染や環境汚染がない


(※1)<野菜類 を食害す るチョウ目害虫
虫の消化・吸収は中腸で行なわれ、中腸内のpHはアルカリ性である。特に野菜類を食害するチョウ目害虫(※2)では、 pH11〜12の強アルカリ性を示 す。このように、虫の腸内はアルカリ性であるため、分解できる範囲の腐りやすい(腐敗型の)野菜しか食べる事ができない。元気に育った野菜は、腐敗ではなく醗酵の方に 向かうため、虫は消化できないので、「元気に育った醗酵型の野菜」は食べることができない。害虫駆除のための農薬散布が不要になるのはこのため。また、元気に育っ た野菜は鮮度も維持し、日持ちも良い。

(※2)チョウ目害虫=ハスモンヨトウ/ヨトウ ムシ/シロイチモジヨトウ/アオムシ/オオタバコガ/タマナギンウワバ/コナガ/ハイマダラノメイガ



有機堆肥栽培と微生物栽培の比較試験

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久山町/オ リーブ試験栽培

olivefarm
久 山町が運営するオリーブの試験栽培場。試験場の一部において、好気性 微生物投入による試験栽培と土地の磁場を改善し、植物の生育環境を整える「埋炭(高波動炭の埋設)」も行なっています。

●オリーブ試験樹木の微生物栽培管理作業(2015年7月18日)
管理作業前
試験樹木(2)微生物栽培管理作業前

管理作業後
試験樹木(2)作業後

管理作業前
試験樹木(4)微生物栽培管理作業前

管理作業後
試験樹木(4)作業後

オリーブの実
試験樹木の実

オリーブの木



milanopos
〈ポスター拡大〉

ミラノ万博ロゴ

ミラノ万博
「食」をテーマとする国際博覧会(万博)が5月1日から10月31日まで、イタリア北部の商業・文化都市ミラノの郊外で開催されています。

日本館 https://www.expo2015.jp/

「好気性微生物農法」のポスターは、現在、久山オリーブ園で行なっている「好気性微生物を使った試験栽培」を紹介するもので、5月21日から23日までミ ラノ万博/日本館で開催される「日本食文化と伝統文化を五感で体験」で展示されました。

ポスター展示会場風景はコチラ。

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